細野商事の日々
「たまごの値段」
「たまごの値段」ってどうやって付けられているかご存じですか?
※ここではいわゆる「ブランド卵」ではなく「通常卵」でのお話です。
一般の消費者の方がスーパーやコンビニで買うパック卵も、飲食店様が業務用のケース卵も、
時期によって値段はまちまちです。
例えばパックなら安い時は特売で100円の時もあれば、年末などは200円台半ばの時もあります。
実はたまごは相場によって値段が決められています。
たまごの相場は需要と供給のバランスに沿って「全農たまご」という会社が毎日発表しています。
それにより仕入れ価格も変動する為、お客様への販売価格も変動します。
下のグラフが相場表です。
例えばたまごの値段が最も安い時期は年始の今です。
お正月は飲食店も休む為消費も抑えられます。しかし鶏は卵を産み続けるため卵が市場に余ってしまう為です。
逆にたまごの値段が高い時期は需要が高まる時期です。
例えば、GW、クリスマス、などです。
共通点はケーキやお菓子など卵を使った商品が売れる時期だということです。
帰省などによって需要が高くなる時期ですね。
あとは寒くなると鍋やおでんなどで卵の需要が高まります。
逆に帰省があってもお盆は値段は上がりません。暑いとケーキの売上が伸びない為です。
つまり卵は夏は安い、冬は高い、とも言えます!
たまごを買うときに値段が変わってると思ったら理由を考えてみるのも面白いかもしれません。
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